不動産の相続について

～相続手続き・税金・登記の基本をわかりやすく解説～

不動産をお持ちのご家族が亡くなられた場合、その不動産は「相続財産」となり、相続人が引き継ぐことになります。
しかし、いざ相続が発生すると「何から手をつければ良いのか分からない」という方が多くいらっしゃいます。

ここでは、不動産の相続に関わる基本的な流れと、税金・名義変更（登記）についてわかりやすくご説明いたします。

【目次】

• ・不動産の相続について
•     ・相続の基本的な流れ
•     ・相続登記（不動産の名義変更）について
•     ・相続にかかる主な税金
•         ・● 相続税
•         ・● 登録免許税（登記のときに発生）
•     ・不動産会社としてのサポート内容
•     ・まとめ
•     ・相続に関するご相談は当社へ

相続の基本的な流れ

1. 相続人の確認
   　まずは、誰が相続人となるのかを戸籍で確認します。
   　配偶者やお子さま、またはご兄弟などが該当します。

2. 遺産内容の確認
   　不動産、預貯金、株式、負債など、すべての財産を把握します。

3. 遺産分割協議
   　相続人全員で話し合い、財産の分け方を決めます。
   　合意内容を「遺産分割協議書」にまとめ、全員の署名・押印を行います。

相続登記（不動産の名義変更）について

不動産を相続した場合、法務局で「相続登記」を行い、名義を被相続人（亡くなった方）から相続人へ変更します。

2024年4月からは、相続登記が義務化されました。
相続開始から3年以内に登記を行わない場合、10万円以下の過料（罰金）が科される可能性があります。

主な必要書類

• 被相続人の戸籍謄本（出生から死亡まで）

• 相続人全員の戸籍謄本・印鑑証明書

• 遺産分割協議書

• 登記申請書　など

書類の不備や手続きの誤りがあると、申請が受理されない場合もあるため、司法書士に依頼するのが一般的です。

相続にかかる主な税金

● 相続税

相続税は、相続財産の総額が「基礎控除額（3,000万円＋600万円×法定相続人の数）」を超える場合に課税されます。
たとえば、相続人が2人の場合は「4,200万円」までが非課税です。

● 登録免許税（登記のときに発生）

相続登記を行う際には、登録免許税がかかります。
税額は以下の通りです：

固定資産税評価額 × 0.4％

（例）固定資産税評価額2,000万円の土地 → 登録免許税8,000円

不動産会社としてのサポート内容

相続は、法律・税金・登記など専門的な知識が必要となる複雑な手続きです。
当社では、相続に関する不動産のあらゆるご相談に対応しております。

• 不動産の評価額査定・市場価格のご説明

• 相続登記・税金に関する専門家（司法書士・税理士）のご紹介

• 相続不動産の売却・活用・管理のご提案

• 生前贈与や相続対策のご相談　など

お客様の状況に合わせ、最適なサポートをさせていただきます。

まとめ

• 相続登記は2024年4月より義務化され、3年以内の手続きが必要

• 登録免許税は「固定資産税評価額 × 0.4％」

• 相続税は基礎控除額を超える部分に課税

• 不動産会社・司法書士・税理士の連携で安心対応

相続に関するご相談は当社へ

「相続した不動産をどうすればいいのかわからない」
「名義変更や税金の手続きが不安」

そのような場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
不動産の専門家として、お客様の大切な資産を安心して次世代へつなぐお手伝いをいたします。